実家から戻ってまいりました。
今年は実家の精霊馬をぼくが作りました。
姉が、一瞬で4つの脚が接地して、がたつかないように作れることを驚いていましたが、小さいころから兄と一緒に作っていましたので余裕です、これくらいは。
うちでは、精霊馬の脚に竹串を使っていますが、正式なつくり方っぽいものはあるのかなと思い、調べてみようとしたところ、皆さんなんていうか、カッコいいものを作っていらっしゃるんですね。
→【お盆】みんなの作った精霊馬が面白すぎる【なす・きゅうり】
さすが魔改造の国日本。
ちょっとこの発想はなかったので、少し嫉妬です。
ばちが当たるという考え方もありそうですが、きっとこういう遊び心もご先祖様から受け継がれてきた日本文化の一部なのですから、ご先祖様自身も寛大に思ってくれているケースがほとんどなのではないかと思います。
あるいは「ちょっwww子孫www今年の精霊馬超バイクwwwウケるwwwww」とか言ってるかもしれません。
ところで、お盆という行事は日本における仏教の行事となっております。
しかし、実は日本に仏教が伝来するより前から「祖霊祭(たままつり)」というものがあり、それに仏教的な色付けをされたものが現代のお盆となったのだそうです。
もっと起源をたどれば、それはユダヤ教の影響の根強い古代東方キリスト教の文化であるそうです。
ユダヤ系渡来人である秦氏によって、この文化がもたらされたのでしょうか。
原始仏教には祖霊信仰の文化はないようですしね。
こんなところにもユダヤの影響があるなんて、びっくりですね。
ぼくは思想家としてのブッダのファンであり、原始仏教的な考え方は真理をついていると思いますが、どうも日本の仏教が好きではありません。
それは権力のために利用された側面が強く、本来の思想から遠く離れたものであるためです。
苦しみから逃れるための智慧であったはずのブッダの言葉も、ただの呪文のようになってしまっています。
日本における祖先信仰は、本来は日本古来の文化:神道文化であり、そのルーツはユダヤ教であったり、古代東方キリスト教≒景教であったりするんでしょうね。
大変興味深い話であり、もっと詳しく知りたいと思いました。
自覚のあるなしにかかわらず、日本人に生まれた時点で、神道信者です。
ぼくは神道における神々も、今ぼくたちがここに生きている基盤を作ってくださったという意味で祖先であり、神道の本質は祖先信仰なんだと考えています。
ぼくは日本が好きですし、日本に生まれたことを誇りに思います。
その日本を守ってきてくださったご先祖様たちを尊んでいます。