さきたま古墳で鉄剣を見てきました。

先日、日帰り小旅行に行きました。
ぼくと妻が二人そろって平日自由に時間が作れるうちにどこか行っておこうということで。
ただ、ぼくも無職の立場なので、ぜいたくは無しです。

行き先はさきたま古墳です。
なぜさきたま古墳なのか。
歴史ミステリー(トンデモ?)好きなぼくが、みのもんたの番組で「鉄剣」を見て以来、ことあるごとに「ワカタケル」とか「カタシロ」とか口走るために、妻がじゃあそれ行こう、と。
よい妻です。

鉄剣というのは、さきたま古墳から出土した鉄剣に金で文字が書かれているものです。
そこに「獲加多支鹵大王」という記述があります。
これを定説では「ワカタケル大王」と読み、雄略天皇のこととされているようです。
もし真実なら、雄略天皇の考古学的な実在が裏付けられる貴重な資料となるわけです。
でも無理がある気がしませんか。「エカタシロ大王」って感じです。

さあ、とにかく見に行ってみましょう。
朝早くに出発です。

途中目立った渋滞などもなく無事に到着しました。

一番の目的は「さきたま史跡の博物館」ですが、そこに向かう途中に古墳があります。


こう見ると普通に丘です。周りも農地だったりしてます。
もっと、なんというか、立面的にもスパーンとこう切れのある形状を想像していましたが、普通に丘です。
昔はスパーンだったんでしょうか。

で、ここが史跡博物館。

おらワクワクしてきたぞ!
早速中に入りましょう。
中央に鉄剣が見えましたが、お楽しみは一番最後ということで。

鉄剣以外で、一番すごいと思ったのが黄金のベルト。
埴輪は正直そこまで興味ないので。

なんか日本っぽくないですよね。
それもそのはず朝鮮半島より輸入されたもののようです。
これを身につけた状態で出土されたようですが、大層身分の高い人だったのでしょう。

鏡も勾玉もすげーでしたが、写真に収めるのを忘れていました。
妻が暑さでやられたのか不機嫌そうな空気を出していたもので、自分ばかり興奮しているのもなんだか申し訳なくて、ね。

で、これが鉄剣です。
これは写真を撮らなきゃ。

こんなものが出土したら、掘り出した人はさぞ興奮したでしょうね。
とはいえ、金の銘文は当初は錆に埋もれていたようですが。

なるほど、「獲加多支鹵大王」の記述も確認できました。

いやあ、いいものが見れました。
ネットでこれらのことを調べるのと、実際に見るのとではやはり違いますよね。

さあ、将軍山古墳展示館へも同じチケットで入れるようなので、向かいましょう。
実際の古墳を展示館に改修しているようです。大胆。

古墳に埴輪を並べて、古代の想像図を復元していました。
中は、埋葬されている状態が、再現されていました。

お次は、日本最大の円墳。


丘です。
古墳の上からの眺め。
どの古墳も地元に溶け込んでいます。

とまあこんな感じで、さきたま古墳小旅行でした。
って、尻切れトンボ感が否めませんが、この後全然写真を撮らなかったものですから……。

さきたま古墳公園の駐車場すぐそばの田舎っぺうどんさんで武蔵野うどんをいただきましたが、ほら、写真がないとなかなかその魅力が伝わらないでしょう。

今後旅行に行ったときは事細かに記録しないとですね。

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