なつやすみの工作「まがたま」

まがたまってかわいくないですか?

そして歴史ロマンや神秘性を感じます。

ぼくにはいつからかまがたまに魅力を感じており、まがたま専門店とかあるとふらっと立ち寄って眺めてみたりします。買うわけではありませんが。

ある日、妻の実家遊びに行ったとき、庭に黒曜石が落ちていて、何かと尋ねると、義弟が小さい頃に何処かで拾ったものらしく、ほしいなら持っていってもいいと言ってくれたのでもらいました。

何故黒曜石を欲しがっているのか、不審に思われると行けないので、まがたまを作って遊ぼうと思っている旨を伝えると、義弟の未使用のまがたま作成キットがあり、いただけることに。

それを実家に帰ったこのタイミングで作ってみることにしました。

109個の乳酸菌みたいになちゃいました。
なんか進研ゼミの付録だったものみたいです。

早速作ってみましょう。

まず下書きです。
陰陽図の半分みたいな形のまがたまよりも、こんな感じにしっぽ(?)に向かってあまり細くなっていかない形のほうが、ぷりっとしててゼリービーンズみたいでかわいいと思います。

あまりの部分は何か作れるかもしれないので、カッターナイフでがりがりと切っていきます。素材は滑石と言うものらしく、柔らかくてかんたんに削れます。

白い粉、いい意味で白い粉がいっぱいでてきます。

切るのに飽きてきたので、湾曲の内側の部分を削り始めました。

クォーターイタリアーナ「9」。

大体の形に削れたら付属の紙やすりで削ります。
これは、平面的には形ができたところです。
これから、立体的に丸みを付けていきます。

大体丸みがついたところ。
どうですか?ぷりっとしていてかわいいですよね。

刺繍糸で編んだ紐を取り付けてみました。
なかなかいい感じに出来ました。

ちなみにこのまがたまのふしぎな形の由来については諸説あるようですが、旧約聖書の唯一神「ヤハウェ」のヘブライ語表記「יהוה‎」の頭文字の「י」(アルファベットの「Y」:ヤ)の形をしているという説があります(ヘブライ語は右から左に読むそうです)。キリスト教で言うところの十字架のように、神への信仰を示す形なのでしょうか。

もしこの説が本当だとしたら、古代イスラエル人が日本に渡来していた説の一つの証拠になりそうですよね。大変ロマンを感じます。→古代日本にユダヤ人が渡来していた可能性が高い件

まがたま奥深し。

ああ、翡翠や瑪瑙のまがたまがほしいですね。

そして、もっとまがたまが作りたいと思いました。
黒曜石のまがたまはちょっとハードルが高そうなので、今回は手を付けませんでしたが、おいおいやってみたいと思います。

今回のようにキットで作るのも手軽で楽しいですよ!

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