飽きっぽいぼくと反復練習

ぼくは昔から飽きっぽい性格ゆえか、いろいろなものに興味が移ってしまい、一つのことに集中できず、極められません。

小さいころから得意意識のあったお絵描きは、小中学生の頃ではクラスで1~2番目には上手なレベルでしたが、それどまり。
いまでもまあ、一般人にしてはそこそこ絵が上手な人って感じ。

小さいころは、もとから絵がうまくて褒められたからなのか、絵を描くことが楽しくて、描いているうちに少しずつうまくなって。
自分よりうまい人がいても、そこまで気になりませんでした。
ぼくはぼくの絵を描けばいいやと。

絵を習いたいなら習わせてやると親も言ってくれていましたが、当時から引っ込み思案だったので、新しい環境に入るのが嫌で断りました。

サッカースクールやスイミングスクールは半ば強制的に習わされましたが、絵画教室こそ強制的に習わせてくれていたらよかったのかもしれません。

そんなこといまさら言ったってしかたの無いことですが……。

もっと絵がうまくなりたいと今でも思っていたりもしますが、描きたい絵がないのです。

漠然と漫画を描きたいとか、何かを生み出したいという欲はあるのですが、実際にペンを握り紙に向かうと、何もかけず、気が付くとドラゴンボールのキャラクターを描いていたりします。
それも別に模写的ではなく、ただ、キャラクターのデザインを覚えているだけの絵です。
小学生のころから進歩がないレベルかもしれません。

高みを目指してデッサンの練習とかしても楽しくないんですよね。
苦しい修行感があって。

何故急にこんな話をしだしたかというと、妻が毎日ピアノの練習をしていて、同じ曲を何度も何度も繰り返し弾いているのです。
反復練習というやつですか。
コツコツと積み重ねていって少しずつ少しずつ、上手になっていっている。
尊敬します。

始めたばかりではできないことが当たり前で、繰り返しやることによってできるようになっていく。
ぼくはこの過程を踏んできたことがあまりありません。

小さいころから、努力の仕方を学んでこなかったのです。
小学生くらいまでは何もしなくてもほとんどのことが「上の下」以上のレベルにできてしまっていたので、努力が報われる喜びを経験していないんですよね。

反復練習で習得した記憶のある数少ないもの。

ハンドスプリング。
砂場でずっと練習していました。
小学校5年生くらいではクラスにはほとんどできる人がいなかかったので、少し得意になっていましたね。
バック転もできるようになりたいと思っていましたが、できるイメージが持てずに、結局ほとんど練習しませんでした。

ビブラートなどの歌唱法。
自転車に乗りながら「あぁあぁあぁあぁー」とずっとやっていた時期がありますね。
歌にももとから得意意識があり(絵よりもずっと得意かもしれません)、初めからなんとなくできるイメージがありましたね。

他には……

指パッチン、手を組んで口で吹いて音を鳴らすやつ、手を組んであごで真空状態を作ってパキンと音を鳴らすやつ、わきの下でおならみたいな音を出すやつ、手のひらでおならみたいな音を出すやつ等。

……く、くだらねぇ。

まあ、反復練習で何かを習得していく人を尊敬していて、ぼくもそうありたいな、何かを習得したいな、極めたいなって話でした。

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