人の性格は9タイプに分類できる!?エニアグラムについて

エニアグラムについてご存知でしょうか。

ひとの性格は9つのタイプに分かれるという性格論です。
その9種類は生まれつき決まっていて、生涯変わることはありません。

ほら、同じ親から生まれた赤ちゃんで、両親が同じで環境も近いはずなのに、またほとんど教育を受けていないのに、その言動は様々ですよね。
性格の本質的な部分は生まれつき決まっているのだと思うんですが、どう思いますか?

9つのタイプは以下の通りです。

(1)完全でありたい人
(2)人の助けになりたい人
(3)成功を追い求める人
(4)特別な存在であろうとする人
(5)知識を得て観察する人
(6)安全を求め慎重に行動する人
(7)楽しさを求め行動する人
(8)強さを求め自己主張する人
(9)調和と平和を願う人

(鈴木秀子著 『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)』より引用)

この9タイプのうちのどれか一つをもって生まれてきて生涯変わることがありません。
生きている間に変わる性格は表層部分だったり、各タイプで安定しているときと不安定なときの違いだったりで、その本質は変わらないわけです。

ぼくはこのエニアグラムに大変信憑性を感じており、とても興味深いものだと思うのですが、残念ながらぼくの周りの人に教えてもほとんどの人にいまいち響かないんですよね。

おそらく理由は、自分のタイプを診断するのが難しく、キャッチーじゃないからだと思います。
エニアグラムのワークショップで講師をしている人が自分のタイプ診断を誤っていたことがあったなんて話も聴いたことあるくらいです。
血液型性格診断や動物占いのようにあたってるあたっていないとみんなで盛り上がるのは難しいんですよね。もっとも、盛り上がるためのものって感じでもないですが。

タイプの診断はいくつかの質問に答えていく形式で行うのが一般的です。
「こうしようと心がけている」とか「こういう教育を受けてきた」などといった、環境や教育によって歪められた性格ではなく、もっと本質的な自分と向き合って質問に答えていくんですよね。
ここが難しいところなんです。
自分の本質的なところを認めたがらなかったりすることも診断を難しくしている要因です。

エニアグラムは占いとは違って自分のタイプが診断されてからが寧ろ本番です。
各タイプがよりよい自分になるためにはどうしたらいいのか、どういう「囚われ」があるのかなど、自己実現に向けての方向を示してくれます。

エニアグラムについてまずおすすめの本はこちらです。

ぼくがエニアグラムを知るきっかけになったのもこの本です。
昔、ファミレスでアルバイトをしていたとき一緒に働いていた女の人が、ぼくと話をしていて自分と同タイプだと思ったのか、読んでみてほしいと言ってこの本をくれました。

案の定その人と同タイプでした。

ちなみにぼくのタイプはタイプ4です。
特別な存在でありたいタイプ。

芸能人や芸術家・作家などに多いタイプで、どことなく憂鬱な雰囲気があります。
ぼくはタイプ4の人の表現はその「匂い」でなんとなくわかります。
ぜひ皆さんも、エニアグラムの納得いくまでエニアグラムのタイプ診断をしてみてください。

エニアグラムの各タイプがバランスよく配属されている部署はうまく仕事が回るとか何とかで、アメリカの大手企業などでもエニアグラムが取り入れられている例が多々あるようなのですが、いまいち日本ではやらないんですよね。残念です。
興味深い話だと思うんですけど。

なんかエニアグラムは深すぎて、またその信憑性を汚したくなくて、下手にかけないうえに、その魅力を説得力を持って語るのが難しいので、またの機会に書いてみたいと思います。

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